水俣自然農園

熊本県水俣市にて柑橘をメインにお米やお野菜を自然農で栽培しています。このブログでは、農園のこと、暮らしのこと、園主の想いなどを綴っていけたらなと思っています。宜しくお願い致します。

自然に沿う、野菜に沿う、稲に沿う、子供に沿う。

自然本来の営み、野菜本来の営み、稲本来の営み、子ども本来の営み、というものがあります。

内に宿された神聖な営みです。

 

その妙なる営みに如何に沿う事が出来るか、邪魔をしないでいられるか、余計なことをせずにいられるか、という事が大切になってきます。

それは、いのちが健全に営む事が出来るかどうか、という事に直結してきます。

f:id:nirvana_salvation:20221105095508j:image(秋の収穫)

妙なる営みを阻害したり、抑圧したりする事で、いのちは健全さを失い、自らを病ましめ、自他ともに損ねることになります。

 

絶対絶妙の自然界の営みは、健やかさそのものであり、美であり、善であり、真です。

 

その自然界の大いなる調和の中に存在する私たち、そこから生まれた私たちです。

 

自然と人を切り離して考えるのではなく、人も自然の営みの中でのことであり、切っても切り離せない関係です。

f:id:nirvana_salvation:20221105100742j:image(収穫した新生姜)

自然界は健全な妙なる営みを運行しており、耕さなくとも、肥料農薬を使わなくとも、その大調和から生み出される自然界の恵みは、私たちを健全に養ってくれます。

 

栽培せずとも採集できるもの、作物の自立まで手を貸すもの、ほんの少し手を貸すもの、どれも根底には、虫、草、微生物、土、風、雨、太陽など無限のいのちの営みがあり、いのちが育まれます。

f:id:nirvana_salvation:20221105095502j:image(秋の収穫)

子どものいのちも同じで、内に宿した妙なる営みを阻害せぬよう、抑圧せぬよう、いのち本来の輝きを奪わぬようにする事で、健やかに、のびのびと育つ事ができます。

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