水俣自然農園

熊本県水俣市にて柑橘をメインにお米やお野菜を自然農で栽培しています。このブログでは、農園のこと、暮らしのこと、園主の想いなどを綴っていけたらなと思っています。宜しくお願い致します。

自然農 お米の苗床準備

今年のお米の苗床は去年ヘチマを育てていた畝にしようと思います。

ヘチマの棚を片付けて畝の草を刈ります。

f:id:nirvana_salvation:20230118204231j:image従来は田んぼの中に畑苗代を作りますが、オケラが多いので今年は畑に作ります。


f:id:nirvana_salvation:20230118204209j:image刈った草はレーキで隣の畝に除けます。


f:id:nirvana_salvation:20230118204237j:image今回の苗床は6.4畝ほどの田んぼ用なので、苗床の広さは約13m×1mです。通路は含みません。目印の紐を張ります。紐の外は通路(40cm)になり、その横に溝(40cm)を掘ります。(今回は畝を利用したので溝がありますが、もぐらよけの為に再度綺麗に掘り直します)

通路は極端な乾燥を防ぐ為に設けます。


f:id:nirvana_salvation:20230118204221j:image種下ろしをする場所の表土を3〜4cm削ります。表層にある草の種を除ける為です。表土は紐の外に出します。


f:id:nirvana_salvation:20230118204153j:image半分終わりました。


f:id:nirvana_salvation:20230118204159j:image全体が終わりました。


f:id:nirvana_salvation:20230118204147j:image表土を削ったことにより地力が落ちるので補いとして米糠を振り撒いていきます。ひと握り60cm×60cmほどで撒きました。


f:id:nirvana_salvation:20230118204204j:image上から藁を被せていきます。


f:id:nirvana_salvation:20230118204215j:image手前が一昨年の藁、奥が去年の藁です。


f:id:nirvana_salvation:20230118204226j:image風で飛ばないように稲木をのっけます。お米は4月の中下旬くらいに種下ろし予定です。それまでこの状態で休ませます。

 

種下ろしの直前にモグラ避けの溝を掘り直し、被せている藁を退けて表土を軽く鍬でほぐして、鎮圧して、お米の種を下ろします。

その後に草の種が混ざっていない土を籾が隠れる程度に覆土し、鎮圧し、刻んだ藁を振り撒きます。

詳しくはまた種下ろしの時に投稿します。

 

苗床の広さは、一反の田んぼに30㎝×40㎝の一本植えで田植えする場合、20m×1mくらいが目安です。種籾の量は一反あたり五合になります。

令和五年 今年も宜しくお願い致します

令和五年が始まりました。

三年目の水俣自然農園です。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

年明けから風邪を引いてしまい、寝込んでいましたが、なんとか回復してきて稲木を片付けて、藁を田んぼに還しました。

f:id:nirvana_salvation:20230110163201j:image自然農の田んぼは耕さないので、ここで育った稲藁は田んぼに還します。藁や草や虫の亡骸が土の上に重なっていき、豊穣の舞台になってゆきます。

 

f:id:nirvana_salvation:20230110163206j:image小麦のミナミノカオリです。他に南部小麦、スペルト小麦、六条大麦、シロガネコムギを育てています。少し陽も長くなり始めて、麦達が背を伸ばし始めました。


f:id:nirvana_salvation:20230110163211j:image白菜です。
f:id:nirvana_salvation:20230110163155j:image殆どは結球しませんでしたが、シャキシャキしてとても美味しく、鍋には欠かせません。細めに切ると食べやすいです。
f:id:nirvana_salvation:20230110163217j:image人参も食べる分ずつ収穫しています。

 

今年は自分と向き合い、自然と向き合い、子供と向き合い、家族と向き合い、静かな年にしたいなと思っています。

やる事は沢山あるのですが、無理せず、体調を整えながら、ぼちぼち着実に歩んでいけたらなと思います。

 

皆様も素敵な一年になりますよう願っております。

 

鐘ヶ江

古くなったハザ掛け用の木杭などを薪に

f:id:nirvana_salvation:20221226230420j:image古くなった木杭を整理しました。杭を打ち込み、チェーンソーで切りやすくします。

 

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f:id:nirvana_salvation:20221226230359j:imageカラッカラに乾いているので早速薪ストーブ用の薪に使います。

 

f:id:nirvana_salvation:20221226230353j:image長めの杭も直径40cmほどに切ります。
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f:id:nirvana_salvation:20221226230409j:image断面がいい感じに。

 

f:id:nirvana_salvation:20221226230414j:image稲を干す時に使う木杭とハザ掛け用の竿(木)を保存する場所です。

f:id:nirvana_salvation:20221226230404j:image6〜8mほどの竿です。使えるものと使えないものにわけます。


f:id:nirvana_salvation:20221226230430j:image沢山薪が確保できました。どれくらいもつでしょうかね。

 

f:id:nirvana_salvation:20221226230347j:image我が家の薪ストーブです。

薪ストーブの温もりはエアコンや石油ストーブとは全然違いますね。柔らかい暖かさで、身体の芯から温まります。

エンドウマメの霜除けと蔓が掴まる為の藁

f:id:nirvana_salvation:20221212122431j:imageエンドウマメの霜除けと蔓が掴まりやすいように藁をぶら下げます。支柱の4〜50センチほどの所に藁縄を張ります。


f:id:nirvana_salvation:20221212122427j:image藁縄に藁を結んでエンドウマメに被せてあげます。藁は穂先が上で根元が下になるようにします。

結ぶ時、完全に通さずに穂先を折って、半分だけ入れてギュッと締めてあげると抜けにくくなります。


f:id:nirvana_salvation:20221212122436j:image冬の草であるエンドウマメは小さいまま冬を越して、暖かくなると元気に大きくなり始めます。楽しみですね。

稲藁を束ねて保存

f:id:nirvana_salvation:20221212121346j:image稲藁を束ねる為の藁を作ります。一つかみの藁を半分に分けて、穂の部分を合わせて固結びをします。


f:id:nirvana_salvation:20221212121340j:image結束された藁束を結ぶ用の藁の上に4束置きます。


f:id:nirvana_salvation:20221212121413j:image次は反対向きに4束置きます。このように交互に4段重ねます。


f:id:nirvana_salvation:20221212121408j:image結ぶようの藁を両端から持ってきて積み上げた藁束を揉むように締め付けていきます。


f:id:nirvana_salvation:20221212121351j:image左右の結ぶ用の藁を合わせて捻ります。


f:id:nirvana_salvation:20221212121403j:image捻った先を結ぶ用の藁に押し込んで完了です。これで意外と外れません。

f:id:nirvana_salvation:20221212121357j:image立てて上の方をポンポン叩くと安定します。藁が濡れている場合はこの状態で乾燥させます。


f:id:nirvana_salvation:20221212121418j:image来年の苗床用、稲刈り時の結束用、敷き藁用などに小屋で保存しておきます。

晩生種のあけぼのの脱穀と令和四年の自然農稲作の総括

今日は田んぼ五枚あるうち最後の一枚、粳米のあけぼのの脱穀でした。

あけぼのは実りが多く収量が多い品種ですが、穂から籾が簡単に落ちてくれない為、脱穀に時間がかかります。

今日は1人での作業だった為、2.3畝ほどの田んぼでしたが丸一日かかってしまいました。

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やはり、機械が導入されてから改良された品種は脱粒しにくく、手作業には向いていないと実感します。

アサヒ米はすぐに穂から籾が外れてくれるので、かなり作業効率が良く、あけぼのの二倍は速く脱穀できます。

 

来年は、今年種取りをした穂増と、アサヒと糯米の万石の三種で作付けをしようと思います。

 

今年は去年の三分のニほどと収量が少なかったのですが、原因は

・苗床で種下ろし前にきちんと土をほぐしていなかったこと

・種籾の選別が甘かったこと

・苗床でオケラに沢山入られたこと

・何回か水を急に抜いてしまったために養分が田んぼの外に流れ出てしまったこと

・田植えと草刈りが少し遅れて、草に負け気味だったこと

などが考えられます。

 

来年はまた一昨年のように近くの畑に苗床をつくり種下ろしをしようと思います。

種下ろし前に軽くつちをほぐしてオケラ対策も。

水管理は間断灌水の徹底。急速に水を抜く事はやめて、状況を見つつ、養分がなるべく停滞してくれるよう、それでいて根腐れしないように管理したいと思います。

また種籾に関しては今回、脱穀した後に、再び籾を唐箕にかけて、種籾用に強めに唐箕を回して、重い種籾だけを選抜しました。

唐箕を強めにかけるのを3回ほど繰り返しました。種籾にならなかった籾は食用に。

かなり良い種籾が取れたので、来年が楽しみです。

稲作の作業もこれで終わりです。

今年一年ありがとうございました。

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菊芋の収穫

f:id:nirvana_salvation:20221209123951j:image稲の脱穀作業の合間に菊芋を掘ってみました。


f:id:nirvana_salvation:20221209124008j:image茎が2〜3mほどに伸びて台風で倒れてしまったのですが、最後まで命を全うしてカラカラに枯れていました。


f:id:nirvana_salvation:20221209124002j:image一株からこんなに。凄い生命力です。草刈りは一度だけしましたが殆ど何もしていません。


f:id:nirvana_salvation:20221209123957j:image2〜3株でこんなに収穫できました。10株ほどあるのでうちだけでは食べきれないですね。

炒め物、菊芋チップス、甘辛炒め、サラダ、酢漬け、味噌漬けなど、色んな調理が出来るようなので、チャレンジしてみたいと思います。