自然農 お米の苗床準備
今年のお米の苗床は去年ヘチマを育てていた畝にしようと思います。
ヘチマの棚を片付けて畝の草を刈ります。
従来は田んぼの中に畑苗代を作りますが、オケラが多いので今年は畑に作ります。
刈った草はレーキで隣の畝に除けます。
今回の苗床は6.4畝ほどの田んぼ用なので、苗床の広さは約13m×1mです。通路は含みません。目印の紐を張ります。紐の外は通路(40cm)になり、その横に溝(40cm)を掘ります。(今回は畝を利用したので溝がありますが、もぐらよけの為に再度綺麗に掘り直します)
通路は極端な乾燥を防ぐ為に設けます。
種下ろしをする場所の表土を3〜4cm削ります。表層にある草の種を除ける為です。表土は紐の外に出します。
半分終わりました。
全体が終わりました。
表土を削ったことにより地力が落ちるので補いとして米糠を振り撒いていきます。ひと握り60cm×60cmほどで撒きました。
上から藁を被せていきます。
手前が一昨年の藁、奥が去年の藁です。
風で飛ばないように稲木をのっけます。お米は4月の中下旬くらいに種下ろし予定です。それまでこの状態で休ませます。
種下ろしの直前にモグラ避けの溝を掘り直し、被せている藁を退けて表土を軽く鍬でほぐして、鎮圧して、お米の種を下ろします。
その後に草の種が混ざっていない土を籾が隠れる程度に覆土し、鎮圧し、刻んだ藁を振り撒きます。
詳しくはまた種下ろしの時に投稿します。
苗床の広さは、一反の田んぼに30㎝×40㎝の一本植えで田植えする場合、20m×1mくらいが目安です。種籾の量は一反あたり五合になります。