水俣自然農園

熊本県水俣市にて柑橘をメインにお米やお野菜を自然農で栽培しています。このブログでは、農園のこと、暮らしのこと、園主の想いなどを綴っていけたらなと思っています。宜しくお願い致します。

生き、生かされる存在。

11月2日、五枚ある田んぼのうち四枚目の稲刈りでした。お天気にも恵まれて連日稲刈り日和です。

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去年に引き続き畦豆(大豆)を植えていますがなかなか上手くいきません。

地元の人に大豆の種おろしをする日にちを聞いてからやりましたが、葉っぱばかりが大きくなり実が少ないのです。

たぶん、畦が肥沃すぎるのだろうと感じています。来年は、畑で育ててみようと思います。
f:id:nirvana_salvation:20221102213206j:image(四枚目の田んぼは2畝ほど)


f:id:nirvana_salvation:20221102213149j:image島カボチャがポコポコ出来てきました。殆ど手をかけていませんが、10月くらいから実をつけ始めます。カボチャのいのちに任せています。

 

f:id:nirvana_salvation:20221102213220j:imageレタスとサニーレタスです。間引きながら収穫しています。草の中ですくすくと育っています。

自然農の田畑では草はなくてはならない存在です。

 

f:id:nirvana_salvation:20221102213215j:imageブロッコリーと両脇にコカブが育っています。


f:id:nirvana_salvation:20221102213211j:imageオクラは終盤を迎えています。今年も良く育ってくれました。


f:id:nirvana_salvation:20221102213226j:imageニンニクです。

今年は平戸ニンニクと嘉定ニンニクの二種類を植えてみました。


f:id:nirvana_salvation:20221102213159j:image大根です。


f:id:nirvana_salvation:20221102213154j:image人参。間引きながら収穫しています。


f:id:nirvana_salvation:20221102213144j:image早生白菜。乾燥地を好む白菜ですが、湿り気が多い畑では環境が合わず虫喰いが多くなりました。

これから結球するところですね。

 

自然農の田畑では、草や虫や微生物の活動無しではお米や野菜は育ちません。

もちろん、雨や風といった地球の営み、月や太陽、星々の営みもなくてはならない存在です。

その全ての営みが田畑、自然界を豊かにしていきます。

 

草があることで虫や微生物は生きることができます。

虫や微生物がいることで草も生きることができます。

草が健康に生きれる場所では野菜も健康に育つことができます。

もちろん野菜やお米は、適地適作、適期適作で育てる必要があります。

 

食べて食べられて、食べて食べられて、

食べては出して、食べては出して、

生まれては死んで、生まれては死んで、

朽ちては分解され、次のいのちに巡っていきます。

 

 

生まれ、営み、結実し、育くみ、死んで、朽ちて、巡る。

 

全ては一体の営みです。

 

私たちは生死の巡りの中、その豊かな自然界に生き、生かされ続けています。

 

f:id:nirvana_salvation:20221103071537j:image秋になり枯れていく里芋


f:id:nirvana_salvation:20221103071531j:image里芋収穫


f:id:nirvana_salvation:20221103071527j:image秋の恵みです。