電柵の回収・ヘアリーベッチの種蒔き
電柵下の夏の草刈りが間に合わず、草が盛大に繁ってしまいました。草が電柵に接触し漏電してしまい機能をほとんど果たしていない状態です。
今年で園地に草を生やし始めてニ年目です。
みかんの師匠の池田さんは草を殆ど刈らずに、鉄の棒で倒して管理されています。
草の種類もうちとは全然ちがいます。池田さんの園地は蔓系の草が多くグランドカバーの役割をしてくれます。うちの園地がそのようになるにはまだしばらく時間がかかりそうです。
一年目は前の園主さんが除草剤を使っていたので草がなかなか生えてこず心配していたのですが、今年は荒く強い系の草がわんさか生えています。アメリカセンダングサという【バカ】が服に沢山付く草がほとんどで園内に入るのも億劫になるほどです。
まだまだ土が痩せているので今年は緑肥であるヘアリーベッチを蒔きました。
ニ年目は半砂漠化していた園地に草が生え始め、いのちの営みが少しずつですが甦ってきているようです。アメリカセンダングサのバカは厄介ですが、それでも愛おしく感じます。
電柵を回収しています。
電柵は針金が入っていて手でただ巻いていくと使う時に高確率で絡まるので、廃木材をH型にして電柵を巻き付けます。
冬もやる事はいっぱいです。
冬の間に、園地に車が入れるようにユンボを使って道を作りたいと思います。圃場整備ですね。
そして温州みかんをサワーポメロ(パール柑)に植え変えて行く準備をしていきます。
何事も一つずつ確実に、ですね。
色々と楽しみです。